ムーンライトながら爆弾騒ぎ

あまりの懐かしさにちょっと書き起こしてみようと思った!
これは、僕が高校1年生のときに体験した事件ですw


春休みのある日、同級生や先輩たちと数人でムーンライトながらに乗りました。
目的は、東京で開かれる競技かるたの大会に出場するため。
とか言いつつ、ほぼ観光メインの旅行みたいなものでしたけどねw
岡山を昼過ぎに出発して、京都駅ビルのゲーセンで遊んだりしつつ、大垣へ到着。
そして当時は自由席だった臨時列車に乗る組と、
普通に指定席のムーンライト号へ乗る組に分かれて、別々に大垣を出発したのでした。


僕は同級生と2人で指定席のムーンライトに乗っていました。
指定席なので、シートをリクライニングさせれば寝れないこともないなと思いながら、
ちょっとウトウトしていた午前2時頃。
いきなり聴こえてきたアナウンスに起こされたのです。
『この車両に爆弾を仕掛けたという情報が入りました』


…は?爆弾?
思わず友達と顔を見合わせる自分。というか、状況がよく理解できない。


『確認のために、次の停車駅でお客様にはいったん車両から降りていただき…』


おいおいおいおい!爆発したら死ぬんちゃうの!
16歳で人生終わりとか、まじありえないんだけど!
何がなんだか分からずに、友達にメールを送りまくる自分。
『なんか列車に爆弾仕掛けられたっぽい』
こんなメールいきなり来たらびっくりしますよね。しかも夜2時過ぎとかw
や〜でも僕はそれ以上にびっくりしていたもんで、許してくれw


やがて列車はスピードを落とし、停車。
たぶん沼津駅だったと思うんですけど、乗客は全員駅のホームに降ろされたのでした。
3月とはいえまだ寒い駅のホームですよ。
確認のためって、今車掌さんが爆弾探してるんだろーか?
っていうか今ドカーンとかやめてよ!頼むから!なんて考えながら待つこと20分。


…安全が確認されたので発車します、とのアナウンスがw


結局まぁ、何事も無かったわけですけど!
しかしその後も東京に着くまで、もしかしたら爆発するんじゃないかと思って寝れず。
そんなわけで、人生初の上京は初っ端から印象に残るものでしたとさw
ムーンライトながら=爆弾、というイメージは未だに拭いきれませんね。