枠借りやめませんか。に込めた思い

rokuhara2006-02-06



http://aya.haun.org/momo/diary0602.htm#060206c
http://momokanblog.blog6.fc2.com/blog-entry-323.html
http://d.hatena.ne.jp/whitekey/20060205#p1
http://d.hatena.ne.jp/popcorn-net/20060206
http://d.hatena.ne.jp/tetteke/20060206
http://d.hatena.ne.jp/t-fc8/20060206#1139206235
http://d.hatena.ne.jp/hankyubraves/20060206#p1
http://d.hatena.ne.jp/yokohama/20060205#p4




ここ数日たくさんの方に言及していただいてる枠借り問題ですが、
僕が意図していた事よりも話が少し大きくなってきたので書きます。
最初に『枠借りやめませんか。』という言葉に込めた意味は、
FCチケットの申し込みに他人から枠を借りて自チケ確保に走るという行為が、
決して誉められたものではない(違反ではなくても悪質である)事を認識していますか?
という問いかけです。まずこれが1点。




そして、いま誰もが枠借りに走っている原因を考えれば、
後の展開でみなさんが指摘されている通り『需要に見合わず当選率が低い』からです。
その原因には転売の問題があり、会場のキャパの少なさがあり、事務所の対応の問題がある。
需給バランスが崩れてしまっている現状を打開するには、
効率を考える上でも、『枠借り』への倫理観を問うよりこちらの解決を考える方がよっぽど先決。
僕たちヲタの枠借りがどうとか言うのは、そこから派生した枝の一部に過ぎないわけです。


しかしながら、
『転売・会場キャパ・事務所の対応』といった根本的な問題解決へのアプローチが可能か?
と言えば、それは難しい。
これらの問題を根っこから掘り返すには、事務所が適切な対策を講じるしかないのだけど、
事務所と僕たちは問題意識の共有も、意思の疎通も確認し難い。
可能性は無いわけじゃないけど、そこはある程度事務所に任せるしかないわけです。
じゃあ、それならばせめて、
『僕たちにできることは何か?』というレベルで話をしたかったんです。
枠借りは問題の枝の一部に過ぎないけども、
だからといって、僕たちが不適切な態度をとることは絶対避けなければならない。
ガンを手術で取り出せなければ、症状を和らげる対症療法が必要です。
根本的な解決にはならなくても、決してそれをおろそかにしてはならない。
このままみんなが、『自衛手段』『背に腹は変えられない』と、安易に枠を増やして行くようでは、
チケットの当選率はますます悪化し、さらに落ちた人がオークションを利用することで、
転売の助長にも繋がる可能性を含んだ悪循環が生まれてしまう。
またAYAさんが言及されているように、新たなファン層の拡大にも悪影響を及ぼしかねません。


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枠借りは決して自衛手段ではないし、正当な会員権の行使でもない。
『違反ではない』というだけで、むしろそれを逆に取った横暴に近い。
特に最近のBerryz工房界隈は、
そこらへんに関してみんなの感覚が麻痺していないか?と強く感じたのです。
少なくとも、枠を借りる事に対して何の躊躇も感じないのはおかしいし、
それを許してしまうような空気が生まれる事も避けなければならない。
僕の切なる願いです。
また思うことがあれば追記します。