ベリヲタが背負うべきもの、なのかも
昨日は書かなかったラジオの話。
避けようかと思っていたけど、巡回していて救われた部分もあるので。
先日の起立!礼!着席!で、
ステージ上から見るファンの行動、まぁいわゆるヲタ芸について、
「盛り上がってくれて嬉しい」というトークに花が咲いたわけですけどね。
最初にこれを聞いた時は、かなりのショックを受けました。
特に、友理奈ちゃんが触れた『まるごとDVDの最後、スタッフロールの部分』。
そこには終演後もスパークするヲタが収録されているのですが、
友理奈ちゃんは『終わったあとも盛り上がってくれていてすごく嬉しかった』そうです。
僕は普段、コンサートではヲタ芸はあまり見たくない人間だし、
Berryz工房のメンバーにも見せたくないと思っているので、
まるごとDVDの最後は、嫌なものを収録してくれたなぁと、思っていた経緯があるだけにショックでした。
まぁね、今までもこういう話は無かったわけじゃない。
むしろ、今までずっとBerryz工房に付き纏ってきた問題ではあるのだけど。
でも、友理奈ちゃん本人の口から聞いたのは初めてでしたからね。
コンサートを見に行く僕達の気持ちと、
ステージに立つ彼女達の認識の間にあるズレを改めて感じました。
これは彼女達の置かれた環境とか、
もっと言えば年齢とかを考えれば当然存在し得るモノだと思いますが、
普段はそこを飛ばして考えちゃう事が多いだけに、
彼女達の声をダイレクトに聞けたというのは有意義だったかなと思います。
そこを踏まえて、今回のラジオから僕が読み取ったことは、
『客席が盛り上がるのを見て、彼女達は喜んでくれている』ということです。
盛り上がり方の中身は置いといて、です。
客席の盛り上がり方まで引っ張っていくようなチカラは、まだ彼女達にはないという事かもしれません。
こう考えると、僕達ヲタの側が試されているようにも思えてきます。
僕は以前からずっと、キッズ世代を応援する人間のスタンスとして、
『見守る』姿勢は欠かせないと思ってきたけど。
Berryz工房は年齢構成の面からみてもやっぱり特徴のあるグループで、
それゆえの危うさも存在する。
そこを『オイシイ』と感じる人が、どうしても現場に行くと目立つようで、
仕方ないのかなぁと思いつつも、苦い印象をいつも拭えない辛い部分です。
今月からにょきにょきチャンピオンが始まります。
いつもと同じであれば、それで良いと思います。