あなたを好きになる三原則

今回のツアーは演出の面でかなり凝ってあるなぁと思う。メインテーマは恋。小学6年生から中学3年生までで構成されるBerryz工房に恋愛を語らせるというのは、僕ら自身が小中学生であった頃の甘酸っぱい記憶をくすぐるような抜群の効果があると同時に、そのリアルさ故にある意味綱渡りのような危うさも兼ね備えている。
だって考えても見ろよ、自分の推しメンがコンサートの寸劇のように、本当に恋に恋していたりしたら、それってめちゃくちゃ心境複雑じゃねぇの??
そんな事を思うと、今回の演出で進行役に千奈美が抜擢されているのはけっこう適切な人選かもしれない。彼女たちが恋愛に憧れる、恋に焦がれるという事が、あまりにリアルに伝わったのでは一部のマジヲタとかに相当な心理的ダメージを与えかねないような気もするのだけど、千奈美ならば、ある程度『お芝居』として、リアルすぎず冗談すぎずちょうど良い所で恋というテーマを伝えられるのかなと。…これは僕が勝手に思ってるだけなので、できれば千奈美ヲタの視点からの意見を聞いてみたいところ。