夏夏@大阪の感想

夜公演のアンコールMCで梨沙子が言葉に詰まったとき、一瞬なぜ梨沙子がそんなことになっているのか分からなくて、でもその後すぐ「そういえば、、」と僕の頭に閃くものがあった。今回のツアーを見ていて、梨沙子は全体的にいい表情が出てるしいつの間にか歌えるようになってるなぁ〜と呑気に思っていたのだが、『いつの間にか』と僕が6文字で片付けてしまっていたものが、実は梨沙子にとってはすごく大きな事だったんじゃないの?と、そのとき初めて気がついた。特にめちゃホリとか、コンサートでは初のソロ挑戦となる曲もあったわけで、梨沙子は今回相当高いハードルをクリアしてステージに立っているんだなぁ、って。いつも友理奈ちゃんばっかり見ていて全然気づかなかったけど、梨沙子は間違いなく夏夏ツアーのキーパーソンだったんだ。なんてこったい。もっとはじめから梨沙子に注目しておけばよかった。千秋楽で気がつくとかアホすぎるよ。
まぁ梨沙子がちょっと涙ぐんでいた理由がこれなのかどうか、本当の所は分からないけど、でもあのとき梨沙子が何かを感じ取っていたのは事実だと思うの。何ていうかな、こんなふうに表情や仕草から彼女たちの成長みたいなものを伺い知る時ってすごく嬉しいし、コンサート観に来てよかったなとすごく思うよね。
それから友理奈ちゃんについて。夜公演はわりと前の席で見ていて、そこで友理奈ちゃんが曲や場面によって表情を変えているなってのが初めてはっきり分かった。最近の友理奈ちゃんはステージで余裕があるというか、以前よりも意識が少し外に向くようになったというか…友理奈ちゃんといえば何を考えているのかよく分からなかったりしたものが、今は少しずつステージ上で僕らの方に向けて何かが発信されつつあるようで、これはすごい変化だと僕は思うわけです。とにかく僕はそれをキャッチすべくしっかりアンテナを張っていようと思います。


蛇足ながらもうひとつコンサートの感想を言うと、アンコールの時客席のみやびボードがスクリーンに映し出されたのは余計な事をしてくれたと思う。客席のテンションが最高潮に盛り上がったのは素晴らしいけれど、もし次の誕生日コンサートで客席がボードだらけになってしまったらどう責任をとってくれるつもりだろう。夏夏と同時進行している℃-uteのイベントはボード類使用禁止が徹底されているというのに。