胸さわぎスカーレット




うあああっああああああああ!!!?誰だこのPV作った奴はっ!?カメラを鏡に見立て、メイクの様子を超接写するという暴挙。Berryz工房とリップスティック、この言葉にアンバランスな響きさえ感じてしまう僕らのイメージを音速マッハでぶっ飛ばす衝撃映像。一体ぜんたいスガヤさんはどうしてこんなに本気なのか、疑問を挟む猶予もなく僕はドキドキさせられて、もはや胸さわぎを通り越して激しい動悸と息切れに襲われています。だって、だって神様、この子まだ小学生なのよ?(天を仰ぎながら)
…さあ、久しぶりにこれぞプロモ、って胸を張れるぜ?素人なりの考えでは、『良いプロモーションビデオ』って、聴くだけでは足りない楽曲イメージを目から補ったり、あるいは話題性をつくるカギになったりして、楽曲の良さをスポイルすることなく新たな付加価値を産むもの。音楽番組で流される事もあるので、一般層へのアピールだって大切なポイントになる。まぁ今回のPVは、そういう一般層への訴求力と言うよりは、ティーンエージャーに夢中なオタク共をさらなる深淵に引きずり込む、まさにアリジゴク式プロモーションビデオだな!!!
『一般受け』と『ヲタ受け』が正反対を向いているハロープロジェクト胸さわぎスカーレットは、間違いなく『ヲタ受け』のスマッシュヒット。しかしBerryz工房にとって、これから重要になるのは、『一般受け』のベクトル。4月1日にはさいたまスーパーアリーナという大きな会場でライブが行われますが、そこで会場を満員にし、ネクストステージに進むためにも、もう1発、今度は一般向けのテコ入れが欲しいものです。


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夏焼さんはバッサリ切った髪をふり乱して踊っているし、茉麻も桃子もみんなオトナの表情でメイクなんぞやっちゃっているというのに、何故か1人ギャグに走る我らがキャプテン。『オトナ』を要求されている中でおバカちゃんズの真髄を発揮する姿はまさにロック。そうだ、佐紀ちゃんはロックなんだ!!別に空気読めないわけじゃないぞ!!ハロプロはロックなんだよ!!!!