pure＋

ときどき18歳、ところにより15歳、ふとした瞬間に詩子。


1stの時も感じたことですが、１枚の絵から受け取るイメージが、同じ人とは思えないほど幅広い。動画なら、どう見ても梨沙子でしかないのにね。俺なんて写真集の見方なんぞ全く分からない素人ですけども、１つのページを開いたとき、その景色から膨らむストーリーが広ければ広いほど、「いい写真集だな」って思うような、そんな気がします。


考えたら、梨沙子がいちばん未知数かもしれないですよね。たとえば歌とかダンスとか、今のようなレベルにまで達する予想が昔できたか？っつーと正直思いもしなかったですよ。同じように、未来の梨沙子がどんな風になってるか、今からじゃ想像もつかない。…このへんが、キャラの決まってる桃子とは対照的な感じで面白いや。
景色、衣装、表情。状況を変えてシャッターを切るたびに、違う返事が返ってくる。「未知数」な梨沙子だからこそ、できることだと思います。これなら、撮影する側も楽しくて仕方ないだろうなあ。今作は帯の目立たない所に年齢が書いてあって、見る側も年齢の先入観を外して楽しめるんじゃないでしょーか。good job。


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奇跡的な彼女は、遠い存在かっていうと実はそうでもないような、案外身近にも感じさせてくれる、優しい2nd写真集。